そのおかあさんがこんなことを言っていた。
「よくなるんだったら、世界中どこでも連れて行くわよね。なんとかしたくてあっちこっち行ったけどね・・」
その息子さんの詳しい障害を知らないけれど、
“こんなに穏やかで、すべてを受け止めているように見える方だけど、こまで来るまでにいろいろな悲しみや葛藤を乗り越えてきたんだな”
と思った。
障害があってもその子なりに少しづつ成長していく。嬉しいことも沢山。
でもふと、健常といわれる子供たちを見て、わが子を見ると、あまりにゆっくりで、まるで成長が止まっているように見える。それはどうしようもない。
笑ったり泣き叫んだりしながらいろいろ乗り越えて、いろいろなことを受け入れて、穏やかに笑える日がいつか私にも来るのだろうか。
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