コンプレックスは魅力にかわるのか？

曲がった中指、小さくて変な形の不ぞろいの爪。小さい頃からこの指と爪が大嫌いだった。

爪と指の皮膚のあいだにすぐにゴミが入って汚くなるうえに、かなり薄い爪なのか、密度がないスカスカの爪なのか、ちょっと伸びると割れてぼろぼろになる。

曲がった指をまっすぐにしようと、もう片方の手でなんども指を力をいれて曲げてみた。
ほんの一瞬すこしだけまっすぐになるけれど、すぐに元に戻ってしまった。

“なんども繰り返せばまっすぐになるきっと。”
そう思ってなんども同じことを繰り返していたら、指が真っ赤にはれ上がってしまった。


半世紀生きて、やっと開きなおりつつある。

もうね、いっそこの指と爪を顔の変わりにアイコンにしてしまおうか。
堂々と見せたら、それが魅力になるかもしれない。



☆コメントくれた方々ありがとうございます。コメントお休みしますなんて書いたのに、もうお返事したくて仕方がなくなっています。

明日あたり、お休み撤回しているかも？

　　

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