でも、ときどき人様の整形に気が付いておいてけぼりというか切なくなってしまうことがある。
「マ○ケル・ジャクソンって、ス○ラーの頃すごく可愛かったよねえ」
母が悲しそうに言っていた。
「マイケ○って○リラーの頃が一番かっこよかったよね。あれで止まってくれたら良かったのに」
と、同い年の友達が言っていた。
わたしもねー、あの頃、なんてなんて可愛い人だと思って観てたわ。お鼻の上向きかげんもいい感じで。
でも、彼にはもっと“なりたい自分”があったらしく、以下略。
たまたまテレビで観てハマったお隣の国のドラマ。主演女優さんが可愛い。美人じゃないけど愛嬌のある可愛い顔。すきだーこの人と思ってみてた。
何回目かでドラマが終わったあとにすごい美女が出てきて、
「日本のみなさん、こんにちわー」
と。あれ、次のドラマの予告かなあ。
いや、違った。このドラマの主演女優さんだ。あの愛嬌のある可愛い顔はもうこの世に存在しないのね。
MTVみてたら、とあるアイドルのミュージックビデオ。大きすぎない胸が細いけど細すぎない体に合ってて綺麗だなあ。と思って観てた。
しばらくしたら巨乳になっていて、胸の谷間のカメラに突き出してセクシーに踊っていた。
人がなんと言おうと、みんななりたい自分になればいいさ。
そう思いつつ。他人のことなのに、もうあの頃には戻れないんだなっていうさびしさを感じてしまうのも仕方ないよね。
整形の話はおいといて、ぽにょ太の投薬治療の話
ぽにょ太は小さい頃からほわーんとした子だった。
自閉症独特のこだわりなどで困ってお医者さんに相談したら
「自閉症によく効くお薬があるわよ」
ということで飲ませてみる事にした。
飲ませ始めたら、ぽにょ太が別人になってしまった。
高いところといえばファンヒーターの上に乗るくらいだったのに、テーブルの上、テレビの上、押入れの天袋とどんどん登っていく。公園へ行けばジャングルジムてっぺんに登って仁王立ちになったり余裕で踊ったり。
ほわーんとしたぽにょ太はどこへ?
しばらくしてぽにょ太が薬を嫌がるようになったことと、動きに私が付いていけなくて危ないので薬えを飲ませるのをやめた。
飲ませるのをやめたら、ほわーんとしたぽにょ太が戻ってきた。
おかえりー。
はるか遠い昔の話でした。
最大の違いは外見と中身ではなくぽにょ太の場合はぽにょ太の意思ではなく大人の都合だったということだよなと今気が付いた。
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