2014年3月7日金曜日

人の目ではなく、自分の心の目で見るということ。 『明日、ママがいない』

毎週水曜日の10時から、『明日、ママがいない』を観ています。

あちこちで問題になっているドラマで、身近な方からも否定的な意見を聞きました。それでも好きで毎週観ています。好きなところはいくつかあるのですが、長くなっちゃうのでひとつだけ書きます。

一番の理由は芦田愛菜ちゃんが演じる『ポスト』が好きだから。

人のフィルターを通してではなく、自分の目で見て自分の頭で考え、自分の意思で動く。
人の表面の行動だけを見て判断するんじゃなく、すりガラスを目を凝らして見る様にその裏側までしっかり見ている。


流されない強さと深いやさしさ。“凛としている”ってこういうことをいうんでしょうか。わたしもそんな人になりたい。なんて自分は、ぐにゃぐにゃしてみっともないんだろう。

ある人と、昨日までなんとも思わず付き合っていたのに、身近な人に
「あなたはわかってないわ。あの人はひどい人なのよ」
なんていろいろ言われると、次からは分厚いフィルターがかかってしまう。ちゃんと、自分の目で、さいごまで確かめずに、心が遠ざかってしまう。

人のくれたフィルターをかければ傷つくことは減るかもしれない。けれど、きらきらした綺麗なものをいっぱい見逃してしまうだろう。


今は弱くて自分勝手な私だけれど、最期の時まで1cmでも1mmでも多く強い人になれますように。

本当に優しい人は本当に強い人。
一番大切なことは、自分の目でまっすぐ見ること。


『明日、ママがいない』公式サイト

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