カフェが好き。ゆるくひとりぼっちになれるから。
書かなきゃならない書類がたまっているとき、仕事がたまっているとき、読みたい本が手元にあってもなかなか読めないでいるとき、カフェにいく。
家にいるときよりも数倍集中できるから不思議だ。
夜中の猫の集会みたいにいろんな人が別々に座っていろいろなことをしているのがいい、
“猫になりたい” っていう夢が一瞬かなったような気持ちになる。
カフェにはいろんな人がいる。
耳にヘッドホンをつけて、手元には参考書を広げ、赤ペンで書き物をしている学生さん。
手帳に一生懸命なにかを書き込んでいるOLさん。
小さな男の子とおかあさんとおばあちゃん。
おじいちゃんたちがなにか楽しそうに話してる。
男の人は歳をとると女同士みたいにコミュニケーションが取れないって言うけれど、ちゃんとコミュニティを作ってる男の人たちが結構いるのだな。
この中の誰かとなにかを話したりすることはまずないだろう。
それがいい。
人の気配がするけど、お互いまったく知らなくて、知る必要もない。それが許される空間。
珈琲代なんて安いもんだ。
カフェを考え付いてくれた人、いつの時代のどの国の人かわからないけれどありがとう。
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