2014年1月23日木曜日

おもしろかったー!!!“OFFICE SHIKA × Cocco 「ジルゼの事情」”

お芝居を観ました。“OFFICE SHIKA × Cocco 「ジルゼの事情」”です。

おもしろかったー!!!“OFFICE SHIKA × Cocco 「ジルゼの事情」”観て来ました。

これ、おもしろかったー!!!いやいや、ほんとおもしろかった!
劇団鹿殺しさんやCoccoさん知らない人が観ても
「うわー!面白いこれ!」
って思うはず。

ジルゼの事情、元ネタは『ジゼル』


バレエの古典『ジゼル』の舞台を、2014年の渋谷・宮益坂にある昭和の香り漂う純喫茶に置き換えたお話。

とてもとても悲しいお話なんですが、前半会話がほぼパンチの効いたコントで笑いすぎて腹いたい。後半は泣いたり笑ったりダンスや歌にうっとりしたりで忙しい。


劇団鹿殺しがすごすぎ


内田滋さんはテレビでよくみるし、廣川さんも観たことあるけど、鹿さんたちは全く知らなかったもんで、
“なにー?あんたたち何者?歌も踊りも、コント?もすごすぎるっしょ!”
と思いましたよ。クオリティ高すぎ。

しかもね、いい感じに毒があるんですよね。たまらんわー中毒になりそう。
この毒が、“知る人ぞ知るだけど知らない人は全然しらない”理由でもあるんでしょうかね。

そして

 

強く儚いCoccoさん


儚げなのに力強くて、相変わらず
「強く儚いものたち(Coccoさんのヒット曲)って、あなたのことでしょ」
ろ言いたくなります。



そして相変わらず、動きやしぐさがなんだか不思議で綺麗。ああ可愛い可愛い♪

お芝居が進むにつれ
「ああ、この話は本当にほぼCoccoさんの原案なのね」
と、わかってきました。

 

アーティストさんって、わたしの中では2つのタイプに分かれます。



ひとつは、あちこちから素材を拾い集めてきて、それを丁寧に組み合わせて作品を作る人。

もうひとつは、自分の中にあるあれこれをさらけ出して、切り刻むようにして作品を作る人。Coccoさんは主にこっち。

いつも、自分の羽根を自分で抜いて織物を作る夕鶴(つるの恩返し)のつうみたいだなと思ってました。



「ジルゼの事情」は、鹿さん達が集めてきた素材とCoccoさんの羽根を一緒に機織で折った、不思議な織物みたいな作品でした。キャストのみなさま、スタッフのみなさま、すばらしい作品をありがとうございました。

OFFICE SHIKA × Cocco 「ジルゼの事情」公式サイト

しっかし、興奮して眠れません!どうしてくれよう、責任とって!


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