2013年8月24日土曜日

あきらめなければ人生は短く、あきらめれば人生は長い。

「なーんにも成し遂げないでこの歳になっちゃったよ。このままなーんにも成し遂げず死んでいくんだろうな」
同い年のママ友の言葉だ。

共感できすきて何もいえなかった。

でも、共感よりも、
“私とは程遠い人生を送ってきたように見えるあなたが私同同じことを思っているの?”
という驚きのほうが大きかった。

若い頃は雑誌の取材を受けるほど可愛くて人気者だったらしい。

自閉症の青年のおかあさんだけど、比較的障害が軽いので、パートではあるけれどフルタイムに近い状態で働いている。
趣味が沢山あって、話も上手い。

そんな彼女でもそんなことを思うんだと、そして、色々考えた。


年齢って残酷だ。大人になれない自分をおいてきぼりにして、数字がどんどん増えていく。

自分がやりたいことの前には家族の問題やらお金の問題やらがごろごろ。いつかは乗り越えてきっと!なんて思っていても情け容赦なく時はすぎて、乗り越えられない問題はごろごろ転がったまま。


何かを始めようとすると
「えー、今からやるんですか?偉いですね。」
なんていわれることもある。その年齢からはじめるの?ってことだ。

たぶん、言っているほうに悪気はないし、そんなにこっちに興味はない。自分の人生をなんとかしてくれるわけでもない人の言葉は気にしないが勝ち。

いまからはじめても無理だからとあきらめてしまうと、この先の人生はきっと長くて辛くて
“まだ終わらないの?早く終わらせて~”
って思うだろう。

年齢を忘れてあきらめず脳みそフル回転させて生きていれば、たとえ助けを求めても届かない誰もいない場所で死んでゆくとしても。
“えー?もう終わっちゃったの?残念。”
って思えるだろう。



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1 件のコメント:

  1. こんにちは。

    みんなそれぞれの人生を歩んでいる...と思いました

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