2013年9月24日火曜日

優しさと残酷さ。

100%優しい人はいない。100%冷たい人もいない。

100%思いやりの塊の人なんていないし、100%冷酷なひとも多分いない。


先日、ぽにょ太を公園に連れて行って頭の中がもにょもにょした出来事があった。その次の日にショッピングセンターへ行き、神様がわたしの心を平静に保つために仕掛けたんじゃないの?って思うくらい。いろんな方に優しくしてもらった。

心の余裕ができて考えた。

フードコートやファーストフードでたまに、ぽにょ太を見てくすくすと馬鹿にしたように笑ってる男の子たちがいる。おばさんなのに大人じゃないわたしは、その子たちをついつい睨みつけてしまう。

あの子達も、家に帰れば母親思いの優しい息子だったり弟や妹思いのやさしいお兄ちゃんだったりするんだろう。

いいとか悪いかとかじゃなく、そういうものなんだなと。






認めたくない気もするけれど、私自身もそうだ。自分の中をできるだけ冷静に覗き込んで、背筋がぞっとするほど怖くなる。

恋愛しているときが特に怖い。
好きで好きでたまらなくて宇宙で一番大切だと思っていた人を、いつしか消えてしまえと憎んだり。


死にそうなほど好きな人を同時に殺したいくらい憎いと思うことだってある。


そうだ、ハリーポッター。

ハリーポッターの父親はハリーを命がけで守ったいい父親だったけれど、学生時代、スネイプ先生にひどいいじめをしていたのを思い出した。

原作はちゃんと読んでいないけれど、ハリーポッター深いな~


自分の冷たさや残酷さを消して優しい人になりたいと思った頃もあったけれど、今はそんな自分も自分の一部なんだからねと思う。

どうしていいかわからないくらい誰かを愛しく思う自分も、どっちも自分だ。

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 自閉症へ にほんブログ村 その他生活ブログ 日課・生活習慣へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ありのままの自分へ
PR

2 件のコメント:

  1. こちゃびん2013年9月24日 18:45

    以前、一度だけ『お片付けブログ』のほうにコメントさせていただいたことがあります。

    私の自閉症の中一の息子はスーパーや駅などの人混みの中に行くとブツブツ独り言を言ったりします。
    まさに『THE自閉クン』ってカンジ。
    中には奇妙な顔でまじまじと見てくる方もいます。
    そんな時はやはり私もジロリと睨み返してしまいます。
    息子は決して恥ずかしい存在じゃないんだ!と、割り切ろうとしてもなかなか・・・。

    私も全然大人になれないでいます。

    返信削除
    返信
    1. こちゃびんさん、こちらでもコメントいただけて嬉しいです。ありがとうございます。

      うちの子もずーっとひとりでなんか言ってます。何処へ行っても注目の的ですよ。

      やっぱりにらみかえしちゃいますか。

      >息子は決して恥ずかしい存在じゃないんだ!と、割り切ろうとしてもなかなか・・・。

      ですよね。

      大人にならなと思っても、
      “わたしが睨みかえさなきゃ誰がにらみ返すんだ!”
      って気持ちもあって複雑です。

      削除